奈良県橿原市で元妻を殺害した疑いで逮捕された男が、DVを理由に元妻への接近を禁止する「保護命令」を受けていたことが分かりました。

高石広樹容疑者(45)は今月5日、橿原市の喫茶店で元妻の高石晴美(47)さんを包丁で突き刺し、殺害した疑いがもたれています。

警察などによると、高石容疑者はおよそ3年半前に、晴美さんに対する暴行の疑いで検挙され、さらに去年11月には裁判所から接近などを禁止する「保護命令」が出されていたということです。

命令と同じ時期に、高石容疑者が晴美さんの住宅の敷地に侵入することもあったということで、警察は事件の経緯を詳しく調べています。

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