「あなたの融資枠が空いている」。愛媛県宇和島市で20代男性が金融会社を名乗る男に携帯電話でウソを言われるなどし、現金15万円をだまし取られました。警察が10日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは宇和島市内に住む会社員の男性(20代)です。

警察によりますと男性は9月2日に貸金業の社員を名乗る男から携帯電話を受け、「融資の枠が空いている」とウソを言われるなどしました。そして5日、融資の保証金を口実にされ、市内の金融機関のATMから指定された口座に現金15万円を振り込みだまし取られました。

男性は振り込んだ後に「振り込み先の口座が凍結された」と連絡を受け、金融機関に相談して被害に気づきました。

警察は特殊詐欺事件として捜査していて、正規の貸金業者が融資を前提に現金の振り込みを要求することはないと注意を呼びかけています。

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