能登半島地震で被災した会社から鉄くずなどを盗んだとして古物商の中国人夫婦2人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは東京都立川市の中国籍の古物商の夫婦です。

警察によりますと夫婦2人は6月11日午前10時ごろ、珠洲市内の会社の駐車場で鉄板や側溝の網、アルミ製のゲートなどの鉄くずおよそ610キログラム時価1万4200円相当をクレーン付きのトラックに積んで盗んだ疑いが持たれています。

被害を受けた珠洲市の会社は、能登半島地震で被災し社屋の解体作業を別の会社に委託していました。

犯行があった日、この会社の従業員がトラックに鉄くずを載せている夫婦を目撃し、解体作業の委託先に確認したところ夫婦は解体作業に全く関係ないことが分かり警察に通報しました。

2人はいずれも「許可を貰って積み込んだ」などと容疑を否認しています。

警察は2人が鉄くずを換金する目的で盗んだとみて余罪についても調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。