国民の7割以上が持っているマイナンバーカードに新たな動きが。
警察庁は、運転免許証と一体化させる方針を決めました。

マイナ免許証の運用は2025年3月24日からで、マイナンバーカードのICチップに免許証の顔写真や有効期限などの情報が記録されるといいます。

主なメリットは4つ。
1つ目は、カードが1枚になること。

2つ目は、免許の更新などにかかる手数料がお得になります。
現在の2500円から2100円になり、400円安くなります。

3つ目は、優良運転者などについては更新の時、講習をオンラインで受けることも可能に。

4つ目は、転居などで住所を変更する時も自治体に届け出るだけで済むように。

さらに希望すれば、今使っている免許証だけやマイナ免許証と両方を持つこともできるということです。

一方、マイナンバーカードといえば、ひも付けの時に相次いだミスも気になるところ。
取得は任意ですが、保険証の廃止や免許証との一本化で実質義務化に。

これに街の人たちは、「紛失したら全部なくなっちゃう。どう対応したらいいか不安。情報が抜かれてしまう社会なので、どこまで保護されるのか心配」「マイナンバーカードの再発行がすごく大変と聞いているので、それ(なくした際)はすごく怖い」などと話しました。

免許証の更新手数料について、具体的にどれくらいになるのか見ていくと、現在の更新料は2500円ですが、マイナ免許証が開始されるとカードの種類が3パターンに分かれます。

免許証のみを持っている場合は2850円。
マイナンバーカードと免許証の2枚持ちは2950円。
マイナ免許証1枚にする場合は2100円と、今よりも割安になります。

ただ、マイナ免許証に関しては非常に個人情報として大切なものになってくるので、「個人情報が心配」「落とした時にどうなるのか不安」などの声が上がっています。

次に、なくしてしまったら運転したい人はすぐに再発行できるのか?について見ていきます。

マイナンバーカードを紛失した場合の例を見ていきます。
東京・板橋区の場合、申請をしてから受け取りまでに1カ月半程度かかるといいます。

マイナ免許証のみを持っている人の紛失を見ると、マイナカードを紛失した時と同じ再発行手続きをします。

その後、免許証の一体化手続きをしないといけないということで、すぐに運転する人はできず、時間がかかるといいます。

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