3連休がスタートする14日、沖縄・奄美地方に最も接近する見込みの台風13号。
観光地では、すでに影響が出ていました。
愛知県からきた観光客は「海が台風に関係で入る時間が短くなって途中で切り上げた。めっちゃ良かったんでもうちょっと行きたかった」「渡嘉敷島に行く予定だったけど、どうかなって感じです。今のところ船が出るかわからないのでそれ次第です」と予定の変更を余儀なくされたとの声が多く聞かれました。
沖縄・那覇市のメインストリート「国際通り」では13日、突然の大雨に見舞われました。
地面には大粒の雨がたたきつけ、木の枝が激しく揺れています。
突然の土砂降りに、東京からの観光客は「半年くらい前から計画していて、台風来るとなって残念です」「飛行機来なくて延泊」と話します。
今後の予想雨量は、14日午前6時からの24時間で沖縄本島地方で120mm、奄美地方では150mm。
予想最大瞬間風速は40メートルで、トラックが横転するほどの猛烈な風に警戒が必要です。
鹿児島・奄美大島の漁港では、13日朝から船をロープで固定するなど、備えを進めていました。
台風13号は、南の海上を北西に進み、14日午後に沖縄・奄美地方に最も接近する見込みです。
台風が接近する一方で、秋の訪れは一体いつになるのでしょうか。
13日も列島をジリジリと太陽が照りつけました。
真夏日となったのは全国で592地点、猛暑日は69地点とこの時期としては異例の事態になりました。
全国で最も暑くなったのは福岡・太宰府市で、体温超えの37.1度を観測しました。
東京都心の最高気温は33.9度と10日連続の真夏日となりました。
この時期の平年の東京の最高気温は28.2度で、その差は約6度あります。
東京都心では、14日も35度の予想となっていて、観測史上最も遅い猛暑日となる可能性があります。
列島の異例ともいえる猛烈な残暑は、3連休も続く見込みです。
そんな暑さの中、品川プリンスホテルに隣接するボウリング場では、9月から気温が30度以上になると割引になる平日限定の残暑払いプランが登場しました。
午前8時の時点で東京の予想最高気温が30度以上だと、3ゲームと靴代がセットで誰でも2200円。最大で800円もお得になります。
利用者らは「大きいですね。ありがたい、500円」「暑いので、室内で遊べるので良いかなと思います」「昼間は暑くて頭が焼けるんじゃないかな」と話します。
まだまだ続く季節外れの残暑。
品川プリンスホテルボウリングセンター・専属プロボウラーの高田正二さんは、室内で楽しめるボウリングの魅力について「ボウリング場内、空調効いてますし、暑い中でも楽しめる施設なので、こんな時はぜひこちらに来ていただければ涼しめると思うので、ぜひお越しいただければ」と話します。
猛烈な暑さによる割引は、3日連続で37度以上を観測した大分・日田市のうどん店でも行っていました。
この店では当日の気温によって割引率が決まり、13日は、会計から7%引きになっていました。
金比羅うどん・古城順子社長は「何かお客さんにメリット、お客さんが来て喜ばれるようなことをしようということで猛暑割りをするようにしました」と話します。
異例の暑さや台風に振り回される日本列島は、さまざまな影響が出ています。
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