今年2月、広島県福山市で酒に酔ったタクシーの乗客の女性にわいせつな行為をした疑いで逮捕・送検されていた男性を広島地検福山支部は「十分な証拠がない」として不起訴処分にしました。

福山市駅家町の男性(62)は今年2月、福山市内を走っていたタクシーの車内で、乗客の20代女性の上半身を触った疑いで逮捕・送検されていました。

女性は男性が運転するタクシーの乗客で当時、酒に酔っていたということです。

広島地検福山支部は「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として男性を今月23日付けで不起訴処分にしました。

男性は逮捕当時、警察の調べに対して「触るつもりはなかった」と供述する一方で、女性の体を触ったことは認めていました。

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