JR貨物が車両の組み立て作業でデータを改ざんした問題を受け、JR東海は9月14日、社内で定めた目安を超える圧力がかかっていた車軸があったと発表しました。

 JR東海が発表した調査結果では、在来線の車両10両の車軸11本で、車輪と車軸を繋ぐ際にかかる圧力が、社内で定めた目安の値を最大2割ほど超えていました。

 データの改ざんは見つかっておらず、安全性に問題ないとしていますが、車軸の交換のため、特急「しなの」や「ひだ」、「南紀」など在来線の一部列車で14日から数日間編成する車両の数を減らして運行します。

 また、社内で定めた目安の値を超えた際の対応を今後明確に定めるとしていて、JR東海は「引き続き鉄道運行の安全確保に努めてまいりたい」とコメントしています。

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