福岡県北九州市の自立準備ホームで入所者の少年を蹴るなどケガをさせた疑いで、4月17日にホーム関係者の男性が傷害の疑いで書類送検されていたことが分かりました。

書類送検されたのは、自立準備ホームの関係者で20代の男性です。

小倉北警察署によりますと、この男性は去年9月、北九州市小倉北区にある非行少年などの社会復帰を支援する自立準備ホームで、入所者の17歳の少年の顔付近を蹴るなどして全治5日のケガをさせた疑いです。

男性はホームを運営するNPO法人の代表の親族で、別の入所者の万引きを止めなかったという理由で少年の頭をバリカンで丸刈りにしようとしたところ抵抗されたため、暴行したとみられています。

この問題を受け、ホームはすでに閉所していて、男性は警察の調べに対しおおむね容疑を認めているということです。

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