きょう(9月16日)は敬老の日です。仙台市には、市内最高齢109歳のおばあちゃんがいます。きょうは家族などから長寿のお祝いを受けました。長生きの秘けつは、「好き嫌いせず食べること」だそうです。

宍戸とくさん
「皆さんいらっしゃって、あらー、ありがとうございます」

宍戸とくさん。大正4年(1915年)生まれの109歳、仙台市内最高齢です。宍戸さんは大崎市鳴子に生まれ、和服を仕立てる仕事に励み、23歳の時に結婚。ひ孫まで含めて11人の子供に恵まれました。今は宮城野区福室の老人ホームに入居しています。
きょうは、宮城野区長から長寿を祝う記念品が、家族からは花束が手渡されました。

宍戸とくさん
「大変なお花ね。すみませんね」

宍戸さんの日課は体操。編み物もよくしていたそうです。食事も1日三食、しっかり食べるそうです。家族が思う、長寿の秘けつとは?

宍戸さんの長男・龍一さん
「好き嫌いは一切ありませんでした。手料理が得意だった。自分で何でも作って食べさせてくれた」

宍戸さんの次女・宮崎君子さん
「正月の煮物は何回も教えてもらったけど、その味に近付けなくて。おいしかったおせちとかね。長生きして好きなもの食べてほしいなと思います」

宮城県内に住む100歳以上のお年寄りは1701人で、去年より112人増えて過去最多を更新しています。県内の最高齢は名取市に住む111歳の女性で、男性の最高齢は石巻市に住む108歳の方だということです。

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