今年2月、広島市を走行していた列車内でカッターナイフを突きつけて女性を脅し、性的暴行した男の裁判員裁判が広島地裁であり、検察は懲役14年を求刑しました。
起訴状によりますと、広島市安佐北区の無職・松村貴行被告(40)は今年2月15日、JR芸備線の車内で20代の女性にカッターナイフを突きつけて脅迫し、性的暴行を加えた罪などに問われています。
女性は列車が広島駅に到着したあと、逃げる際に軽いけがをしました。
17日の裁判員裁判で検察は「犯行は卑劣で、被害者の精神的苦痛は重大」と非難。
「常習性が認められるが、再犯防止策を拒否していて、再犯の可能性が高い」と指摘し、懲役14年を求刑しました。
弁護側は「事実関係は争わない」としながら、「犯行には軽度知的障害の影響があった」と主張し、刑を軽くするよう求めました。
判決は今月20日に言い渡されます。
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