仙台市の男性がSNSで知り合った外国人女性を名乗る人物から、投資名目で約6300万円相当の暗号資産をだましとられる被害に遭いました。

被害に遭ったのは、仙台市若林区に住む会社員の50代男性です。
警察によりますと、男性は今年4月、SNSで親しくなった外国人女性を名乗る人物から、「叔母がアメリカの金融会社を退職し、投資会社を経営している。特別な情報を教えてもらい、必ず利益を得ることができる」などと投資を勧められました。男性は話を信用し、取引サイトに口座を開設して、5月19日から7月29日までの間、数十回にわたって現金約6300万円を入金して暗号資産に換金し、指定された口座へと送金しました。その後、男性が払い戻しをしようと、外国人女性を名乗る人物に連絡しましたが、連絡がとれなくなったことから詐欺の被害に気づいたということです。

男性は、自ら銀行でローンを組むなどして資金を工面したほか、親戚や友人にも「投資をしないか」と声をかけていました。

警察はSNSを通じた投資話は詐欺の可能性が高いとして、注意を呼び掛けています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。