香川県内で詐欺による高額被害が相次いでいます。50代の男性が、SNSを悪用した投資詐欺で約3200万円をだまし取られました。警察が手口を公表し、注意を呼び掛けています。

被害に遭ったのは、香川県内に住む50代の男性です。警察によりますと、2024年7月1日、男性のフェイスブックに何者かからメッセージが届き、金の短期取引を勧められました。

男性は、運用資金として現金10万円を指定された口座に振り込んだところ、利益として約4万円が口座に返金されました。

これで信用した男性は、その後、相手に指示されるまま、現金2320万円を振り込んでいます。

そして、取引のサイト上の資産が約1億5000万円に膨れ上がった時に、運用資金の返還を求めたところ、「税金を暗号資産で払わなければならない」などと伝えられ、830万円分の暗号資産を送り、合わせて約3150万円をだまし取られました。

最近の詐欺の手口では最初は実際に利益が出ることが多いということです。県警は今月、県内に住む親子が約6600万円相当の暗号資産をだまし取られる特殊詐欺の被害を発表していて引き続き、早めの相談を呼び掛けています。

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