岩手・軽米町で山の所有者が目撃したのは、何者かに切り倒されていたヤマザクラ。
皮が剥ぎ取られた無残な姿でした。

山の所有者・安藤賢さん:
まだまだ大きくなる木だった。憤りしかない。

被害は確認できただけでも約30本。
その全ての皮が剥ぎ取られ、半分ほどは切り倒されていたといいます。

山の所有者・安藤賢さん:
白っぽいピンク色の花が咲く。「ああ、もう春だな」と。

一体誰が何の目的で、ヤマザクラの皮を剥ぎ取ったのでしょうか。

ヤマザクラの樹皮は茶筒などの工芸品などにも使われているため、被害に遭った所有者は、何者かが樹皮の転売を目的に盗んだとみています。

山の所有者・安藤賢さん:
素晴らしい工芸品は(材料が)合法的に採取されたのか、考えていくきっかけになったらいいなと。

自身もヤマザクラの木で工芸品を作っている所有者。
被害を受ける人がいなくなってほしいと、警察に被害を通報したということです。

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