9月17日、SNS型投資詐欺で新潟県村上市に住む10代男性が現金約30万円をだまし取られる被害がありました。

警察によりますと、今年8月下旬に男性がSNSの副業サイトの広告から副業に申し込み、そこで知り合った犯人とやり取りしていたところ、犯人は男性を別のSNSに誘導し、さらに仮想通貨取引アプリのインストールと金融機関口座の登録を指示しました。

男性は報酬として現金が振り込まれたことから信用し、副業を続けていたところ、犯人から「現金を振り込めば、その金額にプラスして報酬が支払われる」と言われ、指定された口座に複数回入金を続け、8月下旬から9月上旬まで合計約15万円振り込んだということです。

その後、犯人から「報酬を支払う期限が切れた。15万円を振り込めば報酬が支払われる」と言われ、9月13日、男性は指定された口座に現金15万円を振り込みましたが、「間に合わなかった。報酬を受け取るためには、19万円が必要だ」と言われたため、不審に思った男性が友人に相談したことから被害に気づいたということです。

警察は犯人が匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)に関わっているとみて詳しく捜査するとともに、「簡単にお金を稼げるものは詐欺だと思ってほしい」と注意を呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。