若者の街、東京・渋谷駅前の「SHIBUYA TSUTAYA」が25日、全館リニューアルオープンする。
スクランブル交差点のシンボル、通称「シブツタ」は成功するのか。
以前はCDやDVDなどが数多く並んでいた1階のフロアはというと、巨大なLEDビジョンを備え、ゲームやアニメの世界観を体感できるスペースに様変わりした。
さらに、2階のスターバックスコーヒーは、広々とした空間へ。
3階と4階には、シェアオフィスの機能と居心地の良さを併せ持つ時間制のカフェラウンジができた。
ここでは、アルコールプランや食事も楽しめ、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
また、5階にオープンするのは「ポケモンカードラウンジ」。
ゲームを楽しめるだけでなく、Tシャツやキャップなど、30種類のオリジナルグッズが販売されるのもファンにとっては気になるところ。
ほかにもアニメやアーティストとのコラボレーションカフェやイベントスペースがあり、ファン同士がつながることができる空間になっている。
25日のリニューアルオープンを前に、街の期待度はどうだろうか。
街の人「行ってみたい。レンタルだけのイメージだったので」、「お金かかっても快適に過ごせるならいい気がする」、「(渋谷は)座れる場所少ないし」
一方で、これまでのように気軽に立ち寄れる場所ではなくなるかもと不安視する声も。
街の人「(ラウンジを)使う人いるのかな、若者しかいないから」、「利用する人が多いのかな」、「人は来ると思うけど、(年齢)層が。1回来て終わりそう」
はたして、新生「SHIBUYA TSUTAYA」は新たな時代のニーズをとらえることができるのか。
専門家は「時代にレンタルってそぐわなくなって、サブスクで音楽も映画も楽しめるから、人が集まって新しい発信をするというところに商機を見いだしたということ」と分析する。
「SHIBUYA TSUTAYA」は、1日の来館者数約3万人を見込んでいる。
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