渡り鳥で知られる伊豆沼周辺で、今シーズン初のマガンの飛来が確認されました。

マガンの第一陣が飛来したのは、宮城県登米市と栗原市にまたがる伊豆沼の南側にある水田です。9月20日午後1時半ごろ、6羽のマガンが羽を休めているのが確認されました。

渡り鳥の研究を行っている宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団によりますと、今シーズンのマガンの初飛来は平年並みで、去年と比べ1日早いということです。

伊豆沼周辺に飛来するマガンの数は11月にピークを迎え、例年、約10万羽が冬を越すために集まります。

宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「今年もちゃんと渡って来てくれました。これからどんどん数が増えていくと思います。十分に食べて栄養をつけて、越冬してもらえればと思っています」

伊豆沼周辺ではマガンに続き、10月上旬にはハクチョウも姿を見せ始めるということです。

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