気象庁=東京都港区虎ノ門3で、黒川晋史撮影

 気象庁は21日午前10時50分、石川県能登北部に大雨特別警報を発表した。同県によると、珠洲(すず)市と輪島市の4河川で氾濫が確認されている。この地域は能登半島地震で大きな被害を受けた。

 同庁はこれに先立ち、同日午前9時5分ごろ、石川県で非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「線状降水帯」が発生したと発表した。輪島市では約120ミリの雨が観測された。土砂災害や洪水の危険度が急激に高まっているとして、最大級の警戒を呼び掛けている。【高木香奈】

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