石川県能登地方に9月21日朝、線状降水帯が発生し、1人が死亡、少なくとも3人が行方不明となっています。気象庁は、石川県に初めて大雨特別警報を発表しました。
能登地方では21日から線状降水帯により、猛烈な雨が降り続きました。
輪島市では1時間に観測史上最大となる121mmの雨が降り、気象庁は珠洲市、輪島市、能登町に石川県で初めてとなる大雨特別警報を発表しました。
この影響で、珠洲市若山町では裏山が崩れて住宅が倒壊し、下敷きとなった1人が死亡、珠洲市と輪島市、能登町であわせて3人が行方不明となっています。
能登半島地震の被災地、輪島市や珠洲市の仮設住宅では、床上まで浸水するなど大きな被害が出ていて、輪島市の坂口市長は、約10人の安否が分かっていないことを明らかにしています。
また、一時復旧工事の作業員など31人が動けなくなっていた輪島市の中屋トンネル付近では、22日午前5時をめどに残る作業員3人の捜索が再開される予定です。
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