今月1日、福山市で18歳の男性が殴られるなどしてその後、死亡した事件で、警察は、傷害の疑いですでに逮捕した男2人を含む、男女7人を監禁の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、福山市今津町の会社員・森田悠太容疑者(24)と福山市南手城町の塗装工・西國原拓夢容疑者(23)など、18歳から24歳までの男女7人です。

警察によりますと、7人は共謀し、今月1日午前5時半ごろ、福山市今津町の駐車場で、森田容疑者から暴行を受けた男性(18)を軽トラックに乗せるなどした後、午後9時すぎに福山市南松永町の木材置き場に着くまでの間、男性を車の中などで監禁した疑いがもたれています。男性は、意識不明の重体となり、今月15日に死亡が確認されました。警察は、捜査に支障があるとして、7人の認否を明らかにしていません。

7人は、福山市を拠点に活動する、自称走り屋グループ「阿修羅」のメンバーで、男性と知人関係にあるということです。警察は、匿名・流動型犯罪グループとみて、事件の経緯を詳しく調べています。

この事件をめぐっては、森田容疑者と西國原容疑者が、男性に暴行を加えたとして、傷害の疑いで逮捕・送検されています。

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