東京電力・福島第一原子力発電所2号機では、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出し作業が始まったものの、ロボット先端のカメラが故障し中断されている。
カメラからの映像は見られないままとなっていて、東京電力は原因の確認のため格納容器の中にはいったロボットを引き戻す回収作業を、9月23日から開始する。
ロボットを格納容器の外に出し、回収作業が完了するまでには4日ほどかかる見通しで、その後、壊れたカメラの状況を遠隔で確認する方針。
燃料デブリ取り出し作業の再開について、東京電力は現時点で未定としている。
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