住宅4棟が流され、4人が行方不明となった輪島市久手川町(ふてがわまち)
リポート:
大規模な捜索が行われています。手前側が滋賀の消防隊、奥には愛知の消防隊、
各地から消防隊が集まっての捜索です。
下流で高齢男性1人の遺体が見つかりましたが、中学3年生の喜三翼音(きそ はのん)さんなど残る不明者は今も見つかっていません。
22日の朝から始まった、行方不明者の捜索。その様子を見守るのは、翼音(はのん)さんの父、鷹也(たかや)さんです。
父・鷹也さん:
「娘は寝ていて状況も気が付いていなくてそれで外を見たら海みたいになっているって。2階におってくれと、戸が開くなら3階もあったので3階に逃げてくれと言ったんですけど戸が開かないと言ってました。それが9時43分のLINEの電話だと思います。10時ごろには音信不通、つながらなかったのでそのころには家、もしかしたら流れてたのかな。絵がうまくて頭が良くて優しい子っていうのははっきり自信をもって言える部分です」
捜索2日目の23日は全国から応援に入っている消防や警察など150人以上が、22日より範囲を広げて捜索。捜索には翼音(はのん)さんの家族や友人も加わりました。
友人:
「ニュースで見るよりこっちで見た方が気持ちが落ち着くかなって思って。はやく見つかってほしいっていうことだけですね」
捜索の中で見つかったのは…
父・鷹也さん:
「小学生のときにつくったもの。制服が小学生のものなので。かわいいですね。これはリビングにあったと思います、みんなが集まる部屋に。家から5~600メートルは流れたところで見つかったのかな。まだ信じてます、それだけです」
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