秋の味覚の代表・クリの話題です。愛媛県伊予市では全国的なブランドとして知られる「中山栗」の収獲が盛んに行われていて、9月26日も生産者が収穫作業に追われました。ただ収穫量は例年より減少する見込みです。
ツヤツヤと光る大きなクリ。JAによりますと伊予市中山町は昼夜の温度差、降雨量など、地質的・気候的にクリの栽培に適し、大粒で和菓子のような上品で甘みがあるクリで育ちます。
保里文雄さんは50年以上に渡りクリを栽培。園地では大粒な実が特徴の品種「紫峰」が収穫を迎えています。ただ今年は例年より1週間ほど遅れているといいます。
保里文雄さん:
「雨もいっとき降らない時もあったけど自然やけんね。どうすることもできないけど多少は影響してるんじゃないですか。(収穫量は)2割程度は少ないと思います」
この理由は夏場の天気。雨が少なかったことに加え9月に入っても気温が高い状態が続いたため、クリの殻が茶色く熟す前の緑色の段階で地面に落ちてしまい、実の多くが小粒に。JAえひめ中央のエリアの収穫量は例年約100トンであるものの、今年は2割ほど少ない80トンになると見込まれています。ただ味には太鼓判を押しています。
保里文雄さん:
「味はいいですよ。寒暖の差がひどいでしょ、中山は。だから味は保証できると思います」
中山地区のクリの収穫は9月28日頃にピークを迎えるということです。
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