自動車大手ホンダが法人契約していたクレジットカードを私的に使い、同社に約4300万円の損害を与えたとして、背任罪に問われた元社員の小島瞬被告(33)に東京地裁は27日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

判決は「長期間、多数回にわたる常習的犯行」だとして、犯行を認めて被害の一部を弁償していることを踏まえても実刑判決が相当とした。

判決などによると、2019年4月〜22年12月、飲食代や船舶免許の取得費用、ライブ配信アプリでの配信者への「投げ銭」など業務と関係のないことに法人契約のカードを3262回使い、ホンダに計約4300万円の損害を与えた。〔共同〕

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