群馬県は28日、県庁で開かれたイベントで、県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」を2029年に県内各地と神奈川県で開かれる国民スポーツ大会(国体から改称)と全国障害者スポーツ大会「湯けむり国スポ・全スポぐんま」の大会マスコットに決定したと発表した。県宣伝部長やゆるキャラグランプリ優勝など輝かしい経歴を持つぐんまちゃんは実は2代目。初代ぐんまちゃん同様に国スポのマスコットに就任することになった。
ぐんまちゃんは30年前の1994年、全国知的障害者スポーツ大会の公式マスコット「ゆうまちゃん」として誕生。それに先立つ83年の「あかぎ国体」では絵本・漫画作家の故馬場のぼる氏が手がけた初代「ぐんまちゃん」が大会マスコットとして活躍した。2008年に今のぐんまちゃんが2代目を襲名していたが、初代以来46年ぶりに全県で開催する国スポで、県を代表するマスコットの地位を固める。
この日は全国各地からご当地キャラ103体が県庁に集合。29日もさまざまなイベントが開かれる。30周年に先立つ昨年は92体が集まり、3万人以上が来場した。【田所柳子】
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