奥能登を襲った豪雨災害の被災地では、29日漁師や海女達も捜索活動に加わりました。
中学3年生の喜三翼音(きそはのん)さんなどが安否不明となっている輪島市では、地元の漁師や海女達約90人が集まりました。
捜索に協力した海女:
どこまでできるか分からないですけど、見つけてあげたいね
29日の捜索は地元の人も含め、約550人態勢で行われましたが、新たな発見には至りませんでした。
一方、28日に輪島市門前町皆月(わじましもんぜんまちみなづき)で見つかった遺体は、近くに住む中村菊枝(なかむらきくえ)さん(75)と確認され、豪雨による死者は13人、行方が分からなくなっている人は4人となりました。
また、輪島市と珠洲市で浸水した仮設住宅の復旧工事の説明会も始まりました。床の貼り替えや消毒など復旧に約40日かかるなどの説明に、地震で住まいを失い、仮設住宅に身を寄せていた住民から落胆の声があがっていたということです
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