石川県の能登地方を襲った豪雨災害の被災地では、漁師や海女達も加わり、捜索活動が行われました。
中学3年生の喜三翼音さんなどが安否不明となっている輪島市では、捜索に協力するため、地元の漁師や海女ら約90人が集まりました。
捜索に参加した海女:
どこまでできるか分からないですけど、見つけてあげたいです。
捜索はあわせて550人態勢で行われましたが、新たな発見には至りませんでした。
一方、28日、輪島市門前町皆月で見つかった遺体は、近くに住む中村菊枝さん(75)と確認され、今回の豪雨による死者は13人、行方が分からなくなっている人は4人となりました。
また、輪島市と珠洲市では浸水した仮設住宅の復旧工事の説明会も始まりました。
床の貼り替えや消毒など、復旧に約40日かかるとの説明に地震で住まいを失い、仮設住宅に身を寄せていた住民からは落胆の声が上がっていたということです。
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