人気格闘ゲーム「ストリートファイター」を生かした街づくりを進めている奈良県橿原市は30日、市内の近鉄主要4駅構内に人気キャラクターのイラストをあしらった駅名標を設置した。またこの日、3体目となる「ケン」銅像が橿原神宮境内にお目見えした。
駅名標は大和八木駅に主人公「リュウ」など4点、新ノ口、八木西口、橿原神宮前の3駅に各2点設置され、計10種類のキャラクターを楽しめる。1年間以上設置する予定。また設置を記念してこの日、リュウのデザインのヘッドマークをつけた記念列車が近鉄橿原線などを運行した。
リュウのライバルの格闘家、ケンの銅像は台座を含めて高さ1・6メートルで橿原神宮境内のカフェ「橿乃杜」前に設置された。銅像は試合に勝ってVサインするポーズをデザインした。
市は2022年、ゲームソフト大手「カプコン」(大阪市)と包括連携協定を結びストリートファイターを生かした観光振興を次々に実施。銅像のほか、デザインマンホール蓋(ふた)や小型バイクナンバープレートなどにゲームキャラクターを利用している。【皆木成実】
各駅名標にあしらわれた人気キャラクター
大和八木駅=リュウ、春麗(チュンリー)、エド、A.K.I.(アキ)▽橿原神宮前駅=エドモンド本田、ケン▽八木西口駅=JP(ジェーピー)、ベガ▽新ノ口駅=マノン、マリーザ
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