仙台市の「敬老乗車証」の負担割合が25%に上がるのを前に、9月30日、青葉区役所では駆け込みで入金=チャージする人の姿が多く見られました。
記者リポート
「自己負担割合10%でチャージできるのは9月30日が最終日です。こちらの特設会場には8時半の開始から多くの人が訪れています」
仙台市の敬老乗車証は、70歳以上の市民が10%の負担で市バスや地下鉄などを利用できる制度で、年間12万円のチャージが上限となっています。しかし、高齢化で利用者が増えたことから、仙台市は制度を維持するため、10月1日から負担割合を25%に引き上げます。
敬老乗車証の利用者
「反対はない。あれだけ安いと市も大変だろうから」
「老人世代の人数が増えているので子供に負担かけないように」
仙台市によりますと、8月、敬老乗車証にチャージした人は約2万1千人で前年同月比で4倍となり、チャージされた総額も約11億4千万円と7倍に上ったということです。9月も負担の少ないうちに入金する人が相次ぎ、9月1日~29日までに約2万8千人がチャージしたということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。