位置情報を利用したスマートフォンゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の新たなリアルイベントが11月16、17両日、福岡市中央区の舞鶴公園で世界で初めて開催される。過去のリアルイベントでは国内外から多くのプレーヤーが開催地を訪れ、観光客増など経済波及効果が期待される。運営するナイアンティック日本法人は「普段は出会うことが難しいポケモンと出会えるかも」とPRしている。
ポケモンGOは、スマホ画面の地図に現れるポケモンを捕獲して集める人気ゲーム。地図は現実世界に対応しており、プレーヤーは実際に歩かないとポケモンを探せない。
イベント名は「ポケモンGO ワイルドエリア:福岡」。メイン会場となる舞鶴公園の他、福岡市内を探索しながらゲームを楽しめる。ポケモンGOは全世界10億回超のダウンロード数を誇り、外国人をターゲットにインバウンド効果も狙う。
同社の村井説人社長は福岡を開催地に選んだ理由について「ポケモンGOをきっかけに知的探究心が刺激される場所に訪れてほしいと考えた時、福岡は文化的にも歴史的にも素晴らしく、都市のインフラが整っている」と説明。福岡市の高島宗一郎市長は「世界で唯一の開催で大変うれしい。メイン会場以外にもいろいろなエリアに行ってもらえる仕掛けを施すなど、イベントの盛り上げに協力したい」と期待を寄せた。【竹林静】
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