仙台管区気象台は10月2日、岩手山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げると発表しました。
対象地域は、岩手県の八幡平市と雫石町です。

仙台管区気象台によると、国土地理院による9月26日に観測された「だいち2号」のSAR干渉解析結果では、大地獄谷周辺に衞星に近づく変動が見られ、この変動は大地獄谷付近のごく浅いところの膨張を示していると考えられるということです。

今後、西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるため警戒を呼びかけています。

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