岩手県は、2024年8月中旬から9月上旬にかけての大雨被害の復旧費用を盛り込んだ総額47億円の一般会計補正予算案を、開会中の県議会に10月3日に提案します。
補正予算案は2024年8月15日から9月2日までの間に発生した大雨被害の復旧費を盛り込んでいて総額47億円が計上されています。
県によりますと、この期間の大雨で県内の河川や道路施設169カ所に60億円余りの被害が出ています。
このうち県が管理する公共土木施設は盛岡市、遠野市、葛巻町、住田町の道路や河川など82カ所が被災し被害額は約43億円に上っています。
今回の補正予算案ではこうした土木施設の復旧事業費として40億円余りが盛り込まれています。
補正予算案は開会中の県議会9月定例会に10月3日に追加提出されます。
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