酒に酔ったまま軽乗用車を運転した51歳の男が現行犯逮捕されました。男は信号待ちのスクーターに追突していて、運転手の男性が重傷です。

 酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのは自称石狩市の派遣社員の男(51)です。

 男は10月2日午前6時40分ごろ、札幌市北区新琴似5条17丁目の市道で、駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。

 警察によりますと、男は逮捕前、現場交差点で信号待ちをしていたスクーターに追突する事故を起こしていました。

 スクーターの男性(50代)は右脚の骨を折る重傷です。

 事故を目撃した通行人が直後に警察へ通報していて、警察官が男から事情を聴こうとしたところ酒の臭いを確認。男の呼気を調べたところ基準値の2倍以上のアルコールが検出されたため、その場で男は逮捕されました。

 調べに男は「1時間くらい前まで酒を飲んでいた。アルコールが抜けていないことは十分わかって運転した」と容疑を認めています。

 男は逮捕前、友人の家で酒を飲んでいて、事故当時帰宅途中だったとみられています。

 警察が事故の状況などを詳しく調べています。

 北海道内では9月22日、32歳の男が札幌市で12時間近く酒を飲み車を運転し、小樽市で事故を起こして24歳の大学院生の男性を死亡させる事故が起きたばかりです。

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