不発弾の爆発に伴い滑走路が閉鎖されていた宮崎空港では、3日朝から航空機の運航が再開されました。

宮崎空港では2日午前8時前、アメリカ製の不発弾が爆発し誘導路が陥没。この影響で滑走路が閉鎖され約6000人に影響が出ました。
その後、不発弾と飛び散った破片などを取り除き陥没した場所の埋め戻しが完了したとして、2日午後7時半に空港の運用が再開されました。

(秦萌記者)
「運用が再開した宮崎空港です。機材繰りがうまくいかず、一部の便に欠航はありますが、搭乗手続きカウンターには普段の様子が戻ってきています。」

宮崎空港では3日、全日空とソラシドエアの一部の便を除き、航空各社が始発便から運航を再開、利用客が続々と搭乗手続きカウンターに訪れていました。

(利用客)
「(きのう)シンガポールに孫の運動会に行く予定だったんですけど、トランジット1時間しかなくて、どこに行っても間に合わないから振り替えてもらって良かったです。」
「きのう同じ会社の人たちが、何分か差で飛び立った後の爆発だったので、それがちょっと心配でした。今後ももしかしたらあるかもという心配はあるけど、とりあえずきょう飛んでくれればと思います。」
「めっちゃ心配しました。怖いかな、やっぱりちょっと不安はありますね。」

そして午前7時半過ぎ、日本航空の始発便が福岡に向け出発しました。

国交省宮崎空港事務所は、陥没場所の安全性に問題はないとしつつ、不発弾の調査については国交省などと議論し検討していきたいとしています。

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