中断されている燃料デブリの試験的取り出し作業をめぐり、ロボットがデブリを掴む映像が公開された。
ロボットの「爪」が燃料デブリの一部を掴み上げているのが確認できる。
9月14日、福島第一原発2号機で燃料デブリの試験的取り出しに向けた作業中に捉えられた映像だ。
一方、これを撮影したカメラは、このあと映像が見られなくなるトラブルが発生。強い放射線の影響で、内部に電気がたまって不具合を起こした可能性があり、作業はいまも中断されている。
東京電力は10月3日電源を切っていたカメラを再び起動させたが、復旧しなかった。
今後はカメラの交換も検討する方針で、試験的取り出しの再開時期は未定だ。
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