おととし、奈良県の住宅などに侵入し、現金や金庫などあわせておよそ2億円相当を
盗んだ罪などに問われた男に熊本地裁は3日懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、熊本市東区東町の無職、高橋 幸栄被告(52)です。

判決などによりますと、高橋被告は仲間と共謀し、おととし8月から12月にかけて
奈良県や大阪府、愛媛県の店舗や住宅に侵入し、現金あわせて1億4000万円あまりと金庫などおよそ5700万円相当を盗んだ罪などに問われています。

3日の判決で熊本地裁の鈴木 和彦裁判官は「犯行は事前に情報提供者から被害者の情報を入手した上で複数人の関与のもとで計画的に行われており、悪質なものというほかない。報酬としてあわせておよそ1060万円を受け取っており、刑事責任は相当重い」と指摘。
一方、愛媛県と奈良県の被害者に対してそれぞれ30万円と770万円を支払い、示談書を交わしている」などとして懲役6年6カ月の判決を言い渡しました。

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