霧島市にある上野原縄文の森展示館がリニューアルし5日、記念のセレモニーが行われました。

霧島市の上野原遺跡を中心に県内各地で発掘された土器や石器などを展示する上野原縄文の森展示館。

2002年の開館以来初めて行われた施設のリニューアルを祝うセレモニーには多くの考古学ファンが訪れました。

今回のリニューアルは、これまでの研究成果を反映させることが目的で上野原遺跡から見つかった2つの集落の年代の解釈がそれぞれ1万600年前と8600年前に変更されています。

また、展示の目玉は、さまざまな土器で視界が覆われる巨大な壁面で、南九州の縄文文化の変遷が分かるように配置されています。

来場者
「すごいですね。大きい展示だからおもしろい」
「いろいろきれいになってて面白かった」

上野原縄文の森・前迫亮一園長
「地層とか見てもらって、これまでいろんな災害にあった人たちが立ち上がって繰り返し生きてつないで、そして我々がいるということを感じてもらいたい」

また、施設では記念イベントとして「火おこしタイムトライアル」が6日まで行われています。

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