長野県小谷村と新潟県糸魚川市の境にそびえる雨飾山(標高1963メートル)で5日、単独で入山した茨城県の70歳男性が右足をけがして動けなくなり、警察が救助しました。

5日午後1時45分頃、雨飾山の標高1450メートル付近で、通りかかった登山者から「自力で動けなくなっている男性がいる」と警察に通報がありました。

遭難したのは茨城県水戸市のパート従業員の70歳の男性で、5日、単独で入山し下山途中に右足を負傷しました。

通報を受けた警察が6人態勢で救助に向かい、午後8時半ころ、男性を発見、救助しました。

男性は右足の脛骨と腓骨骨折などで重傷です。

雨飾山は小谷村から山頂に至る登山道はブナ林や沢、岩場など変化に富んでいて、深田久弥の「百名山」にも選ばれた人気の山です。

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