成田空港で行われたイベントで、世界最大のジェット旅客機を綱で引っ張る小学生と保護者ら(6日午前)=共同

成田空港で6日、世界最大のジェット旅客機エアバスA380(全長72.7メートル、重さ約340トン)を全国の小学生や保護者が綱で引っ張るイベントがあった。挑戦者約350人は「そーれ」とかけ声を響かせ、巨体を約20メートル動かした。

この機体は全日空が所有し、青いウミガメの塗装が特徴だ。前脚部分に取り付けた長さ100メートルの綱を力いっぱい引っ張ると、機体は徐々に動き出し、子どもたちから「やった!」と大歓声が上がった。

父親と弟と計3人で参加した北海道東神楽町の小学6年の男児(12)は「大きくてびっくりしたけど、動かせてうれしかった」と声を弾ませた。

イベントは成田国際空港会社が主催し今年で26回目。1993年に始まった。〔共同〕

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