秋田県発注の土木工事の業務委託で、便宜を図った見返りに、業者から現金を受け取ったとして、県職員の男が再逮捕された。

 再逮捕されたのは、秋田空港管理事務所基本施設チームの副主幹、三浦学容疑者49歳。

 三浦容疑者は2024年7月の大雨災害に伴う復旧工事で、横手市の土木建築会社「クラフト」を再委託するよう、便宜を図った見返りに、現金100万円を受け取ったとして、収賄の疑いが持たれている。

 また、「クラフト」の取締役、小松谷行義容疑者も贈賄の疑いで逮捕された。

 警察は、2人の認否について捜査に支障があるとして明らかにしていない。

 三浦容疑者は、2025年8月にも別の公共土木工事の業務委託を巡り、収賄の疑いで逮捕されている。

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