パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘開始から1年となり、即時停戦などを訴える市民グループのメンバーら=大阪市北区で2024年10月7日午後7時31分、大西岳彦撮影

 パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まって1年となる7日、市民ら約350人(主催者発表)が大阪市北区のJR大阪駅前でパレスチナの人々への連帯を呼びかけた。

 市民らでつくる「関西ガザ緊急アクション」が主催し、参加者らは「パレスチナに自由を」「今すぐ停戦を」などと声を上げた。大阪府吹田市の会社員、家門和宏さん(60)は「報道で現地の悲惨な状況に触れ、できることをしたいと思い参加した。戦争が終わるまで声を上げていきたい」と訴えた。

 同団体は2025年大阪・関西万博へのイスラエル参加を認めないよう求めるオンライン署名を行っており、7日までに約1万2500人分を日本国際博覧会協会に提出したという。【高木香奈】

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