原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷」を行っている柏崎刈羽原発。東京電力は4月25日午前7時現在で約9割が完了したと発表しました。

柏崎刈羽原発の再稼働に必要な検査の一環として、4月15日から7号機で燃料装荷を行っている東京電力。

25日午前7時現在で872本中792本の装荷が完了したと発表しました。

17日に機器の不具合が確認されたことで作業は一時中断しましたが、進捗について稲垣所長は…

【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「スケジュールありきでやっていないので、順調という言い方がいいか分からないが、きちんと立ち止まりながら、問題がないか確認しながら前に進んでいるという実感はある」

また、機器の不具合については現在も原因を調査しているということです。

一方、県は24日、柏崎刈羽原発が再稼働した場合の経済効果について試算結果を公表。

稲垣所長は結果についてコメントできないとしながらも今後も「地元企業から製品や部品を調達する領域の拡大は十分あり得る」と述べました。

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