2018年に大阪府羽曳野市で会社員の男性(当時64)を刺殺したとして殺人罪に問われた同市の無職、山本孝被告(49)の弁護側は11日、懲役16年とした一審・大阪地裁判決を不服として控訴した。

弁護側は「動機がなく、犯行の直接証拠はない」として無罪を主張していた。

9月27日の地裁判決は現場周辺のドライブレコーダーに映る不審人物が被告と着衣の特徴、体格が一致し「被告が犯人であることに合理的な疑いの余地はない」と結論づけた。

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