2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕まで半年となった13日、日本国際博覧会協会はコンビニ大手3社の店頭で前売り券を発売した。記念イベントも各地で開かれ、東京都内のイベントでは05年愛知万博(愛・地球博)の公式キャラクター「モリゾー」「キッコロ」が今回の公式キャラ「ミャクミャク」にバトンを手渡した。
前売り券は新たにセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの計約5万店で取り扱う。ウェブ中心だった手法を見直し、伸び悩む一般販売のテコ入れを図る。
同日から来場日時予約もスタート。都内のキックオフイベントに出席した協会の十倉雅和会長(経団連会長)は「多くの方に前売りチケットを購入いただき、会場へお越しいただければ」と呼びかけた。石破茂首相もビデオメッセージを寄せ「万博は世界との交流を深め、日本の魅力を発信する絶好の機会。必ず成功するよう、心を合わせて取り組もう」と訴えた。
中盤には壇上にモリゾー、キッコロが登場。バトンを渡されたミャクミャクは「ありがとう」と応じ「大阪・関西万博に来てね」と呼びかけた。
一方、大阪では1970年大阪万博の会場跡地に造られた万博記念公園(吹田市)や、大阪市の繁華街・ミナミの道頓堀でイベントを開催した。万博記念公園のイベントでは歌手の倖田來未さんや「BALLISTIK BOYZ」が音楽ライブを開き、約1万人が集まった。
道頓堀では観光スポットの「グリコサイン」にPR動画を放映した。来場日時予約の開始を告知するとともに、万博のシンボルとなる1周約2キロメートルの「大屋根(リング)」などを映し出した。26日まで、午後6時〜午前0時の間、30分に1回の頻度で流す。
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