2013年に発生した「餃子の王将」社長射殺事件で、大阪高裁(坪井祐子裁判長)は15日までに、殺人罪などで起訴された特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の田中幸雄被告(57)を裁判員裁判の対象から除外した京都地裁決定を支持し、弁護側の即時抗告を棄却した。10日付。

地裁が9月10日付で除外決定を出し、弁護側が不服として即時抗告していた。

起訴状によると、田中被告は13年12月、京都市山科区の王将フードサービス本社前で社長だった大東隆行さん(当時72)の腹や胸を拳銃で撃ち、失血死させたとしている。〔共同〕

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