ホストクラブの代金が払えなくなった女性を大阪の「松島新地」で売春させた疑いで経営者の男らが逮捕されました。

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西区の風俗店経営者 奥田千城容疑者(31)ら5人です。

■ホストクラブの「ツケ」が払えなくなった女性を「松島新地」にあっせんか

調べによりますと奥田容疑者は、複数の女性をことし4月から10月にかけて、大阪市西区九条にある歓楽街、「松島新地」の「料亭」で自身が経営する「千姫」と「天姫」にあっせんし、男性客に売春させた疑いがもたれています。

奥田容疑者は大阪・ミナミのホストクラブで売掛金、いわゆる「ツケ」が払えなくなった女性客をあっせんしたとみられています。


■「友人がホストでお金を払えなくなり、風俗で働かされている」

「友人がホストでお金を払えなくなり、風俗で働かされている」という旨の情報が警察に寄せられたことで事態が発覚。

その後の警察の捜査でホストクラブの「ツケ」を払えなくなった女性が風俗店で働いているのが確認されました。

さらに風俗店の経営者である奥田容疑者が大阪ミナミのホストクラブの経営にも関わっている疑いが浮上しました。

警察は奥田容疑者の認否を明らかにしていません。

警察はホストクラブと風俗店の詳しい関係を調べています。

■「新地」摘発は約6年ぶり

大阪府下で飲食店型の風俗店の「新地」が摘発されるのはおよそ6年ぶりだということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。