能登半島地震で犠牲になった人への鎮魂の思いが込められた朗読劇が今月開かれるのを前に金沢市内でリハーサルが行われました。

「自分も確かにこれは死ぬなと思ったそこでそうか、もう死ぬのかと上から覗き込むようにして聞いてみた」

金沢市の常福寺(じょうふくじ)で行われたのは朗読劇「文學散歩(ぶんがくさんぽ)」のリハーサルです。

この朗読劇は気軽に文学に触れてもらおうと、ナレーションなどの指導をする研声舎(けんせいしゃ)が初めて企画しました。

当日は、金沢が生んだ文豪泉鏡花の作品や能登半島地震で犠牲になった人への鎮魂の思いに重なる作品を代表の林恒宏(はやし つねひろ)さんたち7人が音楽とともに朗読します。

林恒宏さん:
「声には様々な感情とか思いが音に乗っているはず。目をつぶっていると自分の脳裏にイメージがパッと広がってくるようなそういうものを感じ取ってもらえればいいかなと思う」

「文學散歩」は今月26日に常福寺(じょうふくじ)で開かれます。

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