2017年5月、北九州市小倉北区のアパート「中村荘」が全焼し、6人が死亡した火災で、福岡地検小倉支部は17日、現住建造物等放火と住居侵入の容疑で逮捕された元住人の井上浩二容疑者(56)を両罪に加え、殺人と殺人未遂の罪でも起訴した。
火災は17年5月7日午後11時すぎ、小倉北区清水2の中村荘から出火し、木造2階建てアパートの延べ283平方メートルが全焼した。出火当時、中村荘には入居者16人のうち14人がおり、そのうち55~84歳の男性6人が焼死した他、男性5人がやけどなどの重軽傷を負った。捜査関係者によると、井上被告は逮捕時から一貫して容疑を否認しているという。【井土映美】
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