宮城県教育委員会は、臨時免許状を取得し仙台近郊にある小学校で勤務していた女性講師が、免許の期限が切れた後も勤務にあたっていたと明らかにしました。

宮城県教育委員会によりますと、女性講師は今年4月から小学校に勤務し、7月18日に臨時免許状の期限が切れた後もクラス担任などの勤務にあたっていたということです。

臨時免許状とは、普通免許状を持つ教員を採用できない場合に県教委が授与するもので、3年が有効期限です。

今月9日、仙台教育事務所が講師の任用手続きを進める中で期限切れが発覚しました。採用時などに期限の確認を怠っていたことが原因で、女性講師は7月18日にさかのぼって失職となりました。

勤務先の小学校では今月10日から担任を変更するなどの対応をしていて、19日に保護者説明会を開き、経緯を説明するとしています。

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