宮崎空港(宮崎市)の誘導路で不発弾が爆発したことを受け、国土交通省が実施した調査で新たに不発弾の可能性がある異物が見つかり、同省宮崎空港事務所は20日未明、確認のため試掘した。異物発見を踏まえ、日航は19日夜から、全日空は20日朝に同空港を発着する便を一部欠航する。
空港事務所によると、異物は不発弾が2日に爆発したすぐ近くで、16日夜〜17日朝に実施した磁気探査によって深さ1.6メートルの地中に埋まっていることが判明している。異物の幅は約1.3メートル。試掘では周囲の3メートル四方を掘り進める予定。
19日午後、空港事務所で記者会見した加藤浩介空港長は「安全第一に速やかに空港機能を回復したい」とコメントした。〔共同〕
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