去年、いわゆる『大麻グミ』を食べて体調不良を訴える人が相次いだ問題で、製造・販売していた会社の元社長の男が、違法な成分を含んだ固形物を保管した疑いで逮捕されました。

医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは大麻由来成分を含むグミを製造・販売していた大阪市の会社の元社長・松本大輔容疑者(39)です。

松本容疑者は『指定薬物成分HHC』を含む固形物を会社倉庫に保管した疑いが持たれています。

■『大麻グミ』食べた人 病院搬送相次ぐ

松本容疑者が社長をしていた会社が製造・販売していたいわゆる『大麻グミ』を巡っては去年、東京や大阪で食べた人たちが相次いで体調不良を訴え病院に搬送されていました。

これを受け、厚生労働省麻薬取締部は去年11月、大阪市の製造工場に立ち入り検査を行い、成分などを調べていました。

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